2017年8月15日火曜日

*nisica WELL*
eclectic別注
スウェード ウォレット



あれはたしか、去年の秋くらい。
東京へ展示会出張に行った時の事。

nisicaの三橋さんにお昼をご馳走していただいたのですが(ごちそうさまでした)、その時にふと目に入ったお財布がとても良い感じで。


「すごくかっこいいですね、どちらのお財布なんですか?」と聞くと、「これ、友達の革職人の子が作ってくれたんですよ」と。


世の高級ブランドのモノとは違う、また違った種類の高級感を醸し出していたそのお財布。
カジュアルなのに上品で、さり気ないのに何だか良い。惚れました。


nisicaのラインナップになる予定、との噂でしたが、待ちきれず。

特別に5つ、別注で作っていただきました。

*nisica WELL*
eclectic別注
スウェード ウォレット
¥32000+税





このなんとも素晴らしい色合いのスウェードレザー。
ベージュとカーキとブラウンとグレーを混ぜた様な色合い。
たまらないです。

三橋さんが鞄からさっと出した時、釘付けにされました。
すごく野暮ったいのに、何だか上品で、無骨で、味があって、シンプルで、上品で。
不思議な高級感を感じます。

なかなか良い雰囲気のお財布って、ないんです。
所謂、高級ブランドのモノって、何だか気がひける。
でも、いつも持ち歩くものなので、妥協はしたくない。

探すと無いのです。ぐっとくるモノが。
意外と悩んでる方も多いですよね?

さすが、と、僕なんかには言われたくはないかもしれませんが。

まだ見ぬnisica三橋さんのご友人の革職人の野勢さん。
高級な革鞄を作っている職人さんだけあって、きっと、そういう革の質や雰囲気に対する想いは間違いないでしょう。と、想像します。
だって、釘付けにされましたから。
ただならぬセンスをお持ちだと想像します。
そこが高級感のそれだと思います。

さらに外観で良いのが、角と丸を1つのデザインに入れているところ。
こういうのって、意外と成立しません。
凄いです。
独特の幅と長さが肝だと思います。

僕はそんなにこういう分野に詳しくはないのですが、だからこそ、一目見てビビッと来るのが大事。
詳しくない僕がビビッと来ているので、そこでビビッと来ているあなたにも間違いないはずです。

あと、じわじわ来る事もあります。
でも、そういう時は既に遅し、です。

オールハンドメイド、1人の職人さんが全ての工程を仕上げています。
そして、現時点ではオリジナルの三橋さん所有を入れて、世界に6つしかありません。

スペシャルです。 








お財布で、最も重要なのが中の構造。
ここでつまずく人が多いはず。


でも、ここも本当に素晴らしくて。


表のスウェード同様、内側も牛。
とてもしっかりと丈夫な、でも厚すぎない、とても良い革。


お札入れも2つ付いていて、カードホルダーも充分な数。

これ以上の数のカードは使わないやつです、整理しましょう。

素晴らしいのが、外のジッパー。
ジッパーがL字に付いています。
且つ、片側が蛇腹でもう片側がフリーになっています。
この仕様の財布って意外となくて。
これが出来る事により、中身が見渡しやすく、使い勝手が大きく左右される所です。

そして、さらに素晴らしいのがコインケースのジッパー。

ここもL字。
表のジッパーがL字になっているものは探せばありますが、コインケースまでL字になっているものはそうそうありません。
ぱかっと大きく開くので、出し入れがとてもスムーズ。
コインの出し入れにストレス無しです。

素晴らしい。

縫製も始末もとても丁寧。
これだけモリモリなのに、構造はスマート。
高級感あります。


お値段は、それなりです。
それなりですが、決して高くはないと思います。


¥32000+税。


安いです。




こちらは、一年以上使われている三橋さんの私物。
とても雰囲気出でいます。
ジーンズ等のお尻ポケットに入れなければ、色移りはもう少し抑えられるかもしれませんね。